こんにちは、SINQWELL です。
Mac で「この言葉、辞書に登録しておこう」と思ったこと、ありませんか?
私はしょっちゅうあります。そして毎回こうなります。
- システム設定を開く
- キーボード → ユーザ辞書 を探す
- 「+」を押して、語句とよみを入力
- ……で、何を登録しようとしてたんだっけ?
面倒くさい。 たったこれだけのことなのに、何気なく面倒。
そこで作ったのが、新しい Mac アプリ 「単語登録ポン」 です。9月28日(月)に作り始めて、9月30日(水)の夜に App Store の審査へ提出しました。

どんなアプリ?
選んで、右クリックで、ポンと登録。 それだけのアプリです。


- どのアプリでも、文字を選んで 右クリック → サービス →「単語登録ポンに登録」
- マウスの近くに小さな登録ウインドウが開く
- よみの候補が自動で出るので、選んで ⏎(エンター)を押すだけ

- 終わると、元のアプリにそのまま戻る
ショートカット(⌥⇧T)でも登録ウインドウを開けます。
(単純にTは単語登録のTです^^;。他のショットカットに変えることも可能)
登録した単語は書き出して、Mac の「ユーザ辞書」にドラッグすれば、いつもの日本語入力でそのまま変換候補に出てきます。

大事にしたこと
- ログインさせない:アカウント登録なし
- サブスクにしない:無料で20語まで、買い切り(¥980)で無制限
- キー入力を監視しない:便利な常駐型ツールはたくさんありますが、キーロガーと見分けがつかない権限を求めるのはやめました。「OS の辞書をそのまま使う、登録だけを最速にする」に振り切っています
- データを集めない:登録した単語はその Mac の中だけに保存
3日間でやったこと
1日目:雛形づくりと、ユーザ辞書に入るかの確認
Flutter でプロジェクトを作って、データの保存・重複チェック・書き出しまで。
いきなりつまずいたのが、プロジェクトを Dropbox の中に作ってしまったこと。flutter test が10分たっても終わりません。原因は、ビルドのたびにできる大量の小さなファイルを Dropbox が必死に同期していたから。作業フォルダを Dropbox の外に移して解決。Dropbox はバックアップ専用にしました。
書き出したファイルを「ユーザ辞書」にドラッグして、「ふら」→「Flutter」が入ったときは、小さくガッツポーズ。
2日目:右クリック登録とショートカット
ここがアプリの心臓部です。macOS の「サービス」という仕組みを使うと、どのアプリの右クリックメニューにも項目を追加できます。
- よみの自動生成(「東京駅」→「とうきょうえき」)
- ⌥⇧T のショートカット
- マウスの近くに小さく出る登録ウインドウ
- ショートカットを変更できる設定画面
全画面表示のアプリの上でもちゃんと出たときは、思わず声が出ました。
3日目:アイコン迷走、課金、そして提出
アイコンは4回作り直しました😅。




- たぬき+マウス+「ぽん」の文字 → Dock で小さくすると文字が潰れる
- たぬき+マウス(文字なし)→ かわいい。でも Dock ではごちゃっとする
- マウス+しましまのしっぽ → シンプル!……だけど、なんだかしっくりこない
- 青い辞書の本「DICTIONARY 単語」 → これだ!
結局いちばんシンプルなものに落ち着きました。たぬきは App Store の画像やサイトで活躍してもらう予定です。
課金まわりでは、Xcode のテスト環境で ¥980 のはずが「¥6」と表示されるという事件も。原因は、テスト用の設定がアメリカの価格(5.99ドル)のまま、日本円として読まれていたこと。5.99円 → ¥6。なるほど。
最後の提出でも、署名の設定やカテゴリの指定で2回ほど弾かれましたが、夜にようやく「アップロード成功」。そのまま審査に提出できました。
実は初めてのMACアプリの申請
iosアプリの審査は何度も出していますが
MACアプリの審査は初めてでした。
アップロード前にXcode まわりの設定で迷うことが多く
時間がかかりました。
App Store Connectでの作業はほぼ同じでした。
これから
- 審査に通ったら公開します(紹介ページも準備中)
- 次は iPhone 版。共有メニューから登録できるようにする予定です。
「単語登録、地味に面倒なんだよな……」と思ったことがある方に届いたら嬉しいです。公開したら、またお知らせします!
