開発中のアプリ「Afterglow Trip」——旅の余韻を、未来へ残す

Afterglow Trip

いま、11本目のアプリを作っています。名前は Afterglow Trip。
キャッチコピーは「旅の余韻を、未来へ残す」です。

目次

どんなアプリ?

ひとことで言うと、写真から旅行を自動で見つけて、一生分の足跡を1枚の地図に育てていくアプリです。

旅行記録アプリはたくさんありますが、多くは「旅行中にGPSを記録し続ける」タイプ。
バッテリーは減るし、そもそも記録を始め忘れたら終わりです。

Afterglow Trip は逆の発想で、帰ってきてからが出番です。
写真に残っている撮影日時と位置情報だけを頼りに、
「この5日間、あなたは家から5,800km離れた場所にいましたね」と旅行を見つけ出します。
初回起動でライブラリ全体をスキャンすれば、10年前の旅行までまとめて発掘される。
そういうアプリです。

こだわり

  • サーバーなし・アカウントなし・地図APIなし。すべて端末の中で完結します。
    写真が外部に送信されることは一切ありません
  • 地図はパブリックドメインの世界地図データをアプリに同梱。オフラインで動きます
  • 記録の保存形式は、仕様を公開したただのJSONファイル。
    アプリが消えても、思い出は残る。これは設計の約束事です

いまどこまで出来ているか

開発は約3週間前、使い捨ての検証プロジェクトから始まりました。
「写真の枚数が一番多い場所=自宅」と推定したら旅行先が自宅に勝ってしまった話は
[前回の記事]に書いた通りです(あの後「繰り返し戻る場所」方式で無事解決しました)。

現在は本実装が進んで、手元のiPhoneでここまで動いています。

  • 写真ライブラリをスキャンして、旅行を自動検出(先日のケアンズ旅行がきちんと1件として出ました)
  • 旅行ごとの詳細画面。日ごとのタイムラインに写真がサムネイル付きで並びます。
    1枚目が「搭乗券の写真」だったときは、自分で作っていながら少し感動しました
  • タップで写真を全画面表示、スワイプでめくり、ピンチで拡大
  • そして今日、世界地図データの同梱が完了。次はいよいよ
    「一生に1枚の地図」に旅の点を灯す画面に取りかかります

テストも50件以上が自動で守ってくれていて、
浮動小数点の丸め誤差で境界の座標が隣のマスに漏れるバグを初日に捕まえてくれたりもしました。

ちょうどいいことに

実は今月、ヨーロッパへ数日の旅行に行きます。
帰国して写真ライブラリを開いたとき、このアプリがその旅を見つけてくれるはず。
開発者自身の旅が、そのまま実地テストになる予定です。

その結果も、またここに書きます。


SINQWELL — 写真から旅を残すアプリ「Afterglow Trip」開発中。リリース時期は未定ですが、着実に進んでいます。

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